コカ・コーラ社が販売しているミネラルウォーターで「い・ろ・は・す」という商品があります。一般的に水というと「青色」系のデザインが多い中、ブランド差別化の戦略として自然やエコのイメージなのか「明るい緑色」のシンプルなデザインが特徴ですね。
また、そのボトルはつい最近まで最薄・最軽量の画期的なペットボトルを使っていることも特徴で、結構積極的に買っていました。
CMもなかなかチェックできないので知らなかったのですが、今、このペットボトルを使ったリサイクルボトルアート作品を募集しているそうです。
なかなか大きな規模でのプロジェクトのようで、週刊少年ジャンプとコラボで広告していたり、(審査員にもジャンプが入っている)建築家やアーティストが作品を作っていたり、さすがコカ・コーラ社だけにプロモーションがしっかりしています。
エコボトルを作るだけでなく、こういうプロジェクトを通して、具体的にリサイクルへの関心を高めていくという試みは、企業のIR活動としても時代に即していますね。
つい最近、ペットボトル最軽量の座が、コカ・コーラ社が販売しているミネラルウォーター「い・ろ・は・す」から、サントリーの天然水(地域によって南アルプス、阿蘇、奥大山があるようです)に変わっていたようです。い・ろ・は・すが出た時もこれ以上の軽量化や薄くするのは強度的にも難しいと言われていたようですが、あっさり(ではないでしょうが)上回ってきました。技術の進歩・研究の執念を感じます。
1995年当時のボトルからすると55%近く軽量化されているそうです。
550ミリリットルボトルで国内最軽量の11.3グラムだそうです。(い・ろ・は・すが12グラム)その上で、素材原料の30パーセントを植物由来にして、原油由来樹脂の使用料を約1600トン、CO2排出量を約4200トン削減したということです。
更に、ラベルフィルムもPETリサイクル率を高め、国内最薄を実現したことでCO2排出量を23%削減したそうです。
ペットボトルは確かに薄いです。大丈夫か?っていうくらい薄いです。そんな企業の努力に敬意を表してではないですが、限定ラベルの動物イラストがかわいいので一番良く買うミネラルウォーターです。