私は子供のころから体が弱く入院生活が長かったためか、いつも傍らに本があります。病室での長い時間を埋めるには漫画や絵本ではすぐに時間を持て余してしまうので早いうちから書籍に親しんできました。物語の中に入りこめば、病気辛さや大嫌いな注射や点滴のことも忘れさせてくれました。母も読書が趣味だったので、惜しげもなく色んな書籍を買い与えてくれたことは感謝しています。そのせいか、外で遊ぶよりも家の中で静かに本を読んでいる子供でした。大人になり体が丈夫になった今でも、眠るまえにベットの中で本を読まないと安心して眠れません。活字中毒なのかと思いましたが、子供の頃からのくせが取れないだけなのだと思います。また紙の肌触りが好きなので、電子書籍ではもの足りず、気になる書籍があれば必ず購入したり取り寄せたりします。なので本棚がすぐにいっぱいになり、このまま増え続ければ家の中が書籍と本棚だらけになってしまいそうです。でも、いつでも読み返したいときに直ぐに手に取りたいので処分することは出来ません。いずれ小説家や大学の教授のような書斎を持って、壁一面に綺麗に並んだ書籍を眺めながら生活がしたいと思います。