花森安治「花森安治戯文集3」

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こんにちは!書籍のご紹介です。
「本書は、昭和28年4月創元社より刊行された「暮しの眼鏡」に、雑誌「暮しの手帖」以外で発表されたエッセイ・コラム、聞き書き・インタビュー、対談・鼎談より、未収録の原稿を加え、復刊。
終戦後、十年、二十年と経ち、人々の暮しがようやく落ち着き始めた頃の東京を中心とした、食に関すること、風俗そしてファッション、商品批評、暮しに対する意識の移り変わりなど、花森の鋭く、シニカルな戯文の数々は、昭和を乗り越え、平成の世も二十数年が経過しようとしている今日、改めて、訴えかけてくるものが多々ある。
今回の第3巻にて、この「花森安治戯文集」は完。」-内容紹介より-
「税金を納めるとき、自分の税金は、どういうことに使ってもらいたいか、それをいっしょに書くことにしたい。(中略)そうすればお上は国民のために仕事をしなければならない、という、いちばん初歩のことには気がつくにちがいないのである」というエッセイには思わず納得しました。花森安治生誕100年記念出版もこれで一段落です。生誕100年ということで、もし生きていたらいまの世の中をどのように見ているのか気になります。