いつか絶対に理想の環境を手に入れて、思う存分活字に溺れたい。

どこに行くにも、本を一冊はカバンに入れておかないと落ち着かない。読むタイミングなんかないだろうなと思っても、持っていく。もし万が一タイミングがあったとして、その時本がなかったらと考えるだけで恐ろしい、それくらい本が好きだ。

当然家にはたくさんの本があって眺めているだけでワクワクしてくるのだが、スペースの問題で、一部屋にまとめて本棚を置けずに困っている。本を整理するのも楽しみの一つではあるが、私はどうも整理が苦手らしく、探す本が見つからないことも多い。本棚の奥行きが深いので二重に入れているが「後ろの本が見えない&取りづらい問題』も発生している。自分こだわりのジャンル分けが一応あり、それに添って分類しているのだけれど、本棚を一まとめに置けていないので、同じジャンル分けをしてあるのに別の部屋の棚に入っているという状態にあったりする。なんとかうまく整理したいのだけれど、これがなかなか難しい。

私の夢は、家に図書室兼書斎を作る事だ。四方を本棚に囲まれた部屋。欲を言えば小説にでてくるような洋館の一室を図書室としたい。天井まである本棚に私の持っている本がすべて収納されている。上の本をとるためのはしごも、必須アイテムだ。広い窓には重厚なカーテンがかかり、ソファが置いてあって、書き物をする机もある。そんなところで一日中、本を読んだり書いたりできれば最高なのに……。

これからも本はどんどん増えていくのだろうし、夢をかなえるべく今も地道に貯金中である。